【鉄道旅行記・番外編】弥彦観光 2020.2
こんにちは。
新型肺炎が怖いので、3連休は引きこもってギャンブル漬けのアイスです。
今回は会津新潟冬景色の番外編。弥彦線からの弥彦観光を楽しみました。
鉄道ひとり旅に観光は欠かせないというのが私のモットー。
ググってもスキー場の情報ばかりで、観光不毛の地と言われている新潟県ですが…
越後屈指の歴史ある村の様子を、写真メインでご紹介していきます。
↓こちらの記事の番外編となります↓
penguin-diary0329.hatenablog.jp
- はじめに:弥彦村について
- 彌彦神社:越後開拓の神「おやひこさま」を祀るパワースポット
- 弥彦山ロープウェイ:越後山脈を見下ろしながら、一気に山頂付近まで
- 弥彦山:暖冬でも雪で覆われた、神を祀りし山
- 弥彦温泉街:足湯とスイーツで、冷えた身体を温める
はじめに:弥彦村について
まず、今回訪れた彌彦神社・弥彦山を擁する西蒲原郡弥彦村について軽くおさらい。
人口8,000人にも満たない小さな村ですが彌彦神社の門前町として栄えており、その他にも霊峰・弥彦山や弥彦温泉、そして、日本唯一村営の公営競技場である弥彦競輪場などの観光資源が豊富です。
ちなみに、西蒲原郡を含めて新潟には9つの郡部があるのですが、1つを除いて(岩船郡)たったの1自治体だけで構成されています。
平成の大合併の影響で、多くが近隣の市に吸収合併されたからですね。
彌彦神社:越後開拓の神「おやひこさま」を祀るパワースポット
弥彦駅から温泉街を歩くこと15分。弥彦山の麓に居を構える彌彦神社に到着。
天照大神の曾孫で、越後国を開拓したとされる天香山命(あめのかぐやまのみこと)を祀る神社です。
建立の時期は不明ですが、万葉集でも言及されているほどの古い歴史があります。
赤く染まった立派な一の鳥居がお出迎え。
平日朝の8時半なので、さすがに人が少ないです。
冬の寂しい景色にささやかな華を添える、梅の花。
こちらは相撲場。屋根から水滴がポタポタと垂れていました。
参拝前にはバッチリお清めしましょう。手水舎には氷柱がはっていました。
二の鳥居をくぐり、御本殿へと向かいます。
随神門をくぐると、いよいよ本殿です。
雄大な弥彦山をバックに、本殿が鎮座しています。お参りしましょう。
雪がかすかに積もっているのも風情がありますね。
弥彦山ロープウェイ:越後山脈を見下ろしながら、一気に山頂付近まで
弥彦山は東京スカイツリーと同じ標高634m、天香山命を祀る弥彦山脈の主峰です。
山伏が訪れる修験道の山としても有名ですね。
山頂まで登る方法は大きく分けて以下の3つ。
今回は一番お手軽で、鉄道旅行ともマッチするロープウェイを利用します。
本殿の脇からシャトルバスが運行されています。山道を通り3分で山麓駅へ到着。
始発の一本後、9時10分発のロープウェイは、乗客は私一人で貸切状態でした。
往復運賃1,500円を支払い、山頂付近までショートカットしましょう!
山麓駅から山頂駅を5分で結びます。両駅の標高差は約450m。
ゴンドラは近畿車輛の製造です。
ゴンドラ内では、ガイドのおっちゃんが軽快に解説してくれました。
左から山形・福島・群馬、飯豊山や越後三山などの山々を広く見渡すことができます。
この日は全ての山がはっきりと見えていたようで、ラッキーでした。
暖冬のせいか雪がここまで積もったのも最近のことで、例年に比べると積雪量は全然少ないみたいですね。2年前は大雪で桜の木が倒れるほどだったらしいです。
絶景を眺めていたら、あっという間に山頂駅に到着です。
展望食堂・クライミングカー・パノラマタワーなどの諸施設は冬季休業中のため…
ガイドさんの薦めもあって、そのまま山頂の御神廟へと向かうことにしました。
徒歩で片道15分なので、時間的にも余裕がありそうです。
弥彦山:暖冬でも雪で覆われた、神を祀りし山
正直、来るまでは山頂まで行くかどうか迷っていました。
雪山登山の経験もなく、積雪の具合もどれほどのものかわからなかったからです。
そのため、下はジーパンというラフな軽装で来てしまいました。。。
反省です。
ちなみに、長靴は駅で借りることができますよ。
いざ、覚悟を決めて山頂へ向かいます!!
雪も雨も風もなく穏やかな天気で、比較的登りやすそうです。
この時期にアイスを食べる人はいないでしょうね(笑)
天気がいいとはいえ、油断してコケるとマジで死に繋がります。
TVアンテナがたくさん見えてくると、そろそろ山頂の合図。
御神廟がある山頂に到達。神々しい雰囲気が漂っています。
山頂からの雪景色は圧巻ですね〜!!
当たり前ですが、山頂が一番雪が深いです。体感で25〜30cmぐらい。
佐渡島は見えるかな?
フル装備の御婦人が山頂にやってきたので、写真を撮ってもらいました(笑)
帰りは滑らないように足元要注意。10人ほど登山客とすれ違いました。
弥彦温泉街:足湯とスイーツで、冷えた身体を温める
雪山は一瞬の油断が命取り。慎重に歩いて、無事山頂駅まで戻ってきました。
帰りもロープウェイで下山します。
山麓に戻ってきました。温泉街の町並みは一昔前の雰囲気が漂っています。
舐めた服装で雪山を登ったので…かなり身体が冷えています。お湯を欲しています!
調べたら「おもてなし広場」という施設があるそうなので、行ってみました。
まずは手を温めて…
気づいたら足湯には15分ほどつかっていました。
続いて訪れたのは、分水堂菓子舗さん。
こちらのパンダ焼き 弥彦むすめ餡をいただきます。
「ニッポン全国ご当地おやつランキング」でグランプリ受賞歴のある一品は、枝豆入りの餡と米粉を混ぜた生地。
可愛らしい見た目で食べるのを一瞬躊躇ってしましそうですが(笑)
あたたかくモチモチでとても美味しかったです。
かなり冷え込んだので、身体が再びあたたまるまで3〜4時間かかりました。
雪のせいか、はたまた疲れか…この日はしばらく目が痛かったです・・・
僅か3時間半でしたが、弥彦村の魅力を思いきり味わうことができました!!
ぜひ別の季節にも訪れてみたいですね〜
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m