乗り鉄ペンギンのSLOW LIFE

鉄道ひとり旅を愛する徒然ペンギンの鉄道ブログです。

【鉄道乗車記】八戸線・三陸鉄道でリアス海岸を臨む旅① 2021.2

こんにちはこんばんは。アイスです。

さっそく鉄道乗車記、投稿していきたいと思います。

 

今回は東北鉄道乗りつぶし計画!!ということで、1泊2日のスケジュールで太平洋は三陸海岸沿いのJR八戸線三陸鉄道(+山田線)に乗ってきました。

新幹線でショートカットしないと、かなりタイトな行程になるので・・・

今回はえきねっとの「ダイナミックレールパック」で新幹線の切符とホテルを予約しました。

往路の降車駅と復路の乗車駅が異なってもOKと、融通の効くツアーですね!!

www.eki-net.com

 

 

東北新幹線)仙台〜八戸 新幹線はやっぱり早い!速い!

いつも通り仙台駅からスタート。出発は朝10時、余裕のあるスケジュールです。

f:id:penguin0329:20210212101658j:image

はやぶさで八戸まで向かいます。途中の停車駅は盛岡のみ。

f:id:penguin0329:20210212101517j:image

こまちと連結しています。盛岡で切り離してお別れですね。

f:id:penguin0329:20210212101758j:image
f:id:penguin0329:20210212101504j:image

肩・首・目の凝りが半端なかったので、車内ではアイマスクをつけていました。

それを外した瞬間に車窓から雪景色が。岩手はやっぱり一段と寒いんですね。

f:id:penguin0329:20210212101654j:image

1時間半で八戸に到着しました。新幹線は偉大です。
f:id:penguin0329:20210212101753j:image
f:id:penguin0329:20210212101511j:image

八戸を訪れるのは2年半ぶりです。前回の訪問は夕方に到着して1泊しましたね。

(余談ですが、以下記事の3日目以降、全然執筆できていないですね・・・汗)

penguin-diary0329.hatenablog.jp

八戸三社大祭とは7/31〜8/4に行われる、享保の時代から続く神道のお祭り。

祭りで使う山車が期間限定で駅通路に展示されていました。貫禄があります。
f:id:penguin0329:20210212101551j:image
また、お土産が買える駅前の「ユートリー」でもド派手な山車が展示されていました。
f:id:penguin0329:20210212101600j:image

ランチは駅構内のレストランで「うみねこ丼」をいただきました。

前回の訪問で頂いた「ばくだん丼」はシーズンオフだったようです。

f:id:penguin0329:20210212101459j:image

 

八戸線)八戸〜久慈 うみねこが棲む島を通って

さて、いよいよ三陸海岸沿いを一気に下っていきます。

JR八戸線東北本線3セク化で、他の在来線と接続しない路線となりました。

青春18きっぷでの乗りつぶしは、難易度が高い路線と言えるでしょう。

 

八戸〜鮫の区間は「うみねこレール八戸市内線」の愛称がついています。

沿線に所在する「蕪島(かぶしま)」を中心に、三陸海岸ウミネコの繁殖地として有名です。
f:id:penguin0329:20210212101725j:image
f:id:penguin0329:20210212101636j:image

全線非電化で、キハ40系からキハE130系(下画像)に置き換わったのは3年前とつい最近です。

急に暴風雪が・・・一瞬で止みましたが、すごい風でした。
f:id:penguin0329:20210212101535j:image
f:id:penguin0329:20210212101707j:image

大半が海沿いを走るので、車窓からの景色も見応えがあります。

鮫周辺から臨む太平洋。
f:id:penguin0329:20210212101632j:image
種差海岸周辺から臨む太平洋。
f:id:penguin0329:20210212101740j:image
f:id:penguin0329:20210212101626j:image

久慈までの所要時間は1時間45分ほど。県を跨いでいますしね。
f:id:penguin0329:20210212101644j:image
f:id:penguin0329:20210212101639j:image

 

三陸鉄道リアス線)久慈〜宮古 「あまちゃん」旋風 幾多の自然災害を乗り越えて

久慈駅でJRとは一旦お別れ。三陸鉄道リアス線に乗り換えます。

 

三陸鉄道のここ10年の歩みを振り返ると、大きな出来事の連続でした。

元々は北リアス線(久慈〜宮古)と南リアス線(釜石〜盛)の2路線を運行する第3セクターでしたが、2011年の東日本大震災で全線不通に。

全線復旧を成し遂げたのは3年後のことでした。

その5年後にはJR山田線の一部区間宮古〜釜石)が復旧したと同時に移管され、第3セクターでは最長距離の路線となりました。

しかし、半年後の台風でまたもや一部区間が不通に。復活したのはおよそ1年前のことです。

 

自然に翻弄され続けている三陸鉄道ですが、朝ドラ「あまちゃん」のロケ地となって一躍全国区に。

復興のシンボルとして、また地域の足として今日も走り続けています。
f:id:penguin0329:20210212101611j:image
f:id:penguin0329:20210212101711j:image

三陸鉄道久慈駅の駅舎は、あまちゃんでは「三陸」という名で登場しました。
f:id:penguin0329:20210212101544j:image
f:id:penguin0329:20210212101650j:image

まずは旧・北リアス線区間宮古まで向かいます。

三陸鉄道の車両はすべて36形。「さんりくがた」と読むそうです。
f:id:penguin0329:20210212101744j:image
やはり沿線からは、自然災害の爪痕が見て取れますね・・・
f:id:penguin0329:20210212101617j:image

穏やかな海は綺麗です。

f:id:penguin0329:20210212101702j:image
f:id:penguin0329:20210212101734j:image

南欧風の駅舎で有名だった島越駅も、津波で全壊した過去を持ちます。
f:id:penguin0329:20210212101522j:image
f:id:penguin0329:20210212101604j:image

田老駅は2020年5月に誕生した新駅。名前から猛虎魂を感じます。
f:id:penguin0329:20210212101730j:image

 

久慈から宮古までも1時間半以上かかります。何度でも言いますが岩手県は広すぎます。

②に続きます。