【鉄道乗車記】三陸めぐり第1弾 ③ (三陸鉄道リアス線・釜石線) 2020.1
朝晩冷え込みますね。アイスです。
土日があっという間に終わってしまうのはどうにかならないもんでしょうか。
週休3日のほうが業務効率は上がると思うんですけどね。
今回は、三陸めぐり鉄道乗車記その③となります。
2日目は大船渡からスタート。
↓ 前回の記事はこちら ↓
penguin-diary0329.hatenablog.jp
(三陸鉄道リアス線・旧南リアス線区間)盛〜釜石 久しぶりの鉄路
自宅以外だと寝付きが悪いです。旅好きとしては致命的なマイナス特殊能力(T_T)
朝食を食べながら乗換案内を開くと、釜石線が鹿との衝突で運転見合わせとのこと。
ダイヤが狂わないか少し心配ですが、予定通り釜石まで向かいます。
大船渡から盛はBRTでわずか5分。
盛駅では、「いわて応援ポケモン」に任命されたイシツブテが迫真の表情でお出迎え。
(足は透過処理され…いや、見なかったことにしましょう…)
生憎の雨。朝は一層冷え込みます。
電車に乗るのは柳津駅以来の丸一日ぶりです。鉄道旅とはこれ如何に。
三陸鉄道36-700形式は2010年代に製造された新型の車両です。
車内ももちろん新しく綺麗です。座席はクロスシート主体。
一番前の座席にはテーブルがあり、ゆったりと前面展望を楽しむことができます。
いざ出発。三陸鉄道と大船渡線BRTは、同じ方向へ同時に発車しました。
三陸鉄道は2019年3月23日、既存路線の南リアス線(盛~釜石)と北リアス線(宮古~久慈)に加えて、JRの山田線の一部区間(釜石~宮古)を取り込み、第三セクター最長の路線となりました。
しかし不運にも、全通から7ヶ月後の台風19号の影響で一部区間が長期運休になってしまいました。全線復旧は2020年3月になる予定。
車内から恋し浜駅を撮影。ホタテ貝の絵馬が待合室に掛けられているようです。
トンネルが多く、海沿いを走っている実感はあまりありませんでした。
釜石以北の区間のほうが見どころが多いです。復旧後改めて乗りに行きたいですね。
(釜石線)釜石〜花巻 圧倒的高低差のΩ(オメガ)ループ
50分ほどで「鉄と魚とラグビーの街」釜石市のターミナル駅へ到着。
釜石製鐵所が煙を吹いています。3連休最終日ですが工場は不休、さすが「鉄の街」。
私はラグビーには詳しくないですが、釜石製鐵所の実業団チームがかつて圧倒的な強さを誇っていたようです。
台風の影響によりナミビアvsカナダ戦は中止になってしまいましたが、カナダ代表選手が被災地区を訪れ、ボランティア活動に参加したことが話題となったのは記憶に新しいですね。
さて、JRに乗り換えましょう。
釜石線は岩手を東西に走る路線の一つ。元々は鉱山鉄道の役割も果たしていました。
懸念事項だった釜石線のダイヤですが、すでに元通りになっていました。ほっ。
後から調べると、釜石線(と山田線)は鹿との衝突がJR東日本の中で圧倒的に多い路線みたいです。
今回乗るのはSL銀河…ではなく
快速はまゆり4号。3両編成で、1,2号車が自由席です。
キハ110系0番台は急行列車用に製造されているため、見た目は普通ですが車内は快適。
なんと!自由席なのにリクライニングシートです。。指定席に乗る意味あるんかな…
海沿いから内陸へ入った途端、雪が見えてきました。そこからあっという間に一面は雪景色に。
釜石線の一番の見どころといえば、陸中大橋〜上有住間のオメガループです。
北上山地の難所である仙人峠を越えるために、北へ大きく遠回りする形で鉄路が敷かれました。
ほんの数分前に車窓から見上げた鬼ヶ沢橋梁から、ほんの数分前に通った線路を見下ろすのはなんとも不思議な光景。標高差がすごいです。
沿線の積雪量も徐々に増えてきました。電波もかなり悪い。。
ジンギスカンで有名な遠野で、待ち合わせのため4分ほど停車します。
雪道をひたすら走り続け、気づいたら終点・花巻に到着。
エスペラント語が書かれた駅名標。釜石線の駅全てに愛称がつけられています。
今回はかなり時間に余裕があった旅だったので、疲れも少なく済みました。
北上まで移動し、新幹線で仙台へ。お疲れ様でした。