【旅行記】日本有数の港町・塩竈日帰り観光 2020.3
待望の三連休、ギャンブルで順調に負けているアイスです。
そのせいでお金がないこともあって… 日帰りで軽く観光してきました。
今回の目的地は、仙台から電車で約20分の小さな港町・宮城県塩釜市。
塩釜の他に塩竈・鹽竈・鹽釜など同じ読み方で様々な表記がありますが、市の正式な表記は「塩竈」です。全国有数のマグロの水揚げ量を誇り、面積あたりの寿司屋の数が日本一とされている魚好きにとっては天国のような街です!
鉄道は東北本線・仙石線の2路線が通っており、市内に5駅あるうちの4駅が「塩釜」の名を有しています。(塩釜・東塩釜・本塩釜・西塩釜・下馬)
その4駅を順に巡りながら、プチ観光していきたいと思います。
仙台駅には、ひと足先に桜(?)が咲いていました。
20分もかからず塩釜駅に到着します。
市の中心駅ということですが駅前は特段賑わっておらず、駅前にそこそこ大きなイオンがある本塩釜駅(仙石線)が実質的な中心駅と言えるでしょう。
塩釜駅周辺は住宅が多い印象。両駅の乗降客数に大きな差はありません。
徒歩で15分、やってきたのは塩竈桜で有名な東北鎮護の神社・鹽竈神社です。
202段を上る表参道は本殿への一番の近道。通称・男坂と呼ばれています。
写真では伝わりにくいですが・・・すごい傾斜!!
足腰が弱いので結構キツかった。上りきると随神門のお出ましです。
桜はだいぶ蕾が芽吹いてきています。2週間後がピークですかね?
その近くでは、巨大な老杉が存在感を放っています。
さて、唐門をくぐって本殿にお参りしましょう。
入って右手に見えるのは別宮。
正面には右宮と左宮、2つの本殿が並んでいます。
こちらが天然記念物にも指定されている塩竈桜です。
来週・再来週の休日は多くの見物客で溢れているんでしょうね!!
少し東へ歩くと志波彦神社が見えてきました。
こちらはもともと岩切のあたりに鎮座していましたが、明治初期に現在の場所に移ってきた歴史があります。
神苑も、桜が満開になると抜群の景色を描きそうですね。
鳥居を出てすぐに咲いていたのは塩竈桜ではなくシキザクラ。
春と秋の年2回咲く桜があるんですね。勉強になりました。
さて、神聖なパワーをもらい次の目的地へと向かいます。
鹽竈神社の境内末社である御釜神社にもふらっと立ち寄りました。
道路沿いに佇む小さな神社です。
本塩釜駅へと向かう道中には、宮城が誇る地酒「浦霞」の酒造もありました。
鹽竈神社の最寄り駅は本来こちら。(徒歩10分)
各地でおなじみの205系。仙石線の列車なのに方向幕に「仙石線経由」と書いてあるのは、仙石東北ラインと間違える人がいることを想定して・・・とのことです。
次の目的地は東塩釜駅から徒歩15分の塩釜水産物仲卸市場です。
このあたりは海沿いなこともあり、風が異常に強いです。
新鮮な海の幸が卸値で取引されていますが、ここでは私のような一般客も直接購入することができます!
刺身用にさばいたネタから、まるごと一匹まで豊富なラインナップ。
やはり、マグロを専門に扱う店舗が多かったです。
この市場最大の売りは「マイ海鮮丼」。購入したネタをその場で海鮮丼にして食べることができるんです。
店舗にお刺身が多く並んでいるのはこれがあるから。
ごはんセットを購入し、ネタは自分で盛り付けてお好みの海鮮丼が完成!
いやあ美味しかったです。ついつい食べすぎました。
帰りは市内循環バス(100円)で西塩釜駅まで行き、仙石線で帰りました。
仙台から数十分で行ける観光地では松島と双璧を成す充実度だと思っています。
有名な観光地(鹽竈神社)とグルメが両立しているのが良い点ですね。
観光地が少ないと言われる宮城ですが、塩釜・オススメです。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。