【鉄道乗車記】八戸線・三陸鉄道でリアス海岸を臨む旅① 2021.2
こんにちはこんばんは。アイスです。
さっそく鉄道乗車記、投稿していきたいと思います。
今回は東北鉄道乗りつぶし計画!!ということで、1泊2日のスケジュールで太平洋は三陸海岸沿いのJR八戸線・三陸鉄道(+山田線)に乗ってきました。
新幹線でショートカットしないと、かなりタイトな行程になるので・・・
今回はえきねっとの「ダイナミックレールパック」で新幹線の切符とホテルを予約しました。
往路の降車駅と復路の乗車駅が異なってもOKと、融通の効くツアーですね!!
(東北新幹線)仙台〜八戸 新幹線はやっぱり早い!速い!
いつも通り仙台駅からスタート。出発は朝10時、余裕のあるスケジュールです。
はやぶさで八戸まで向かいます。途中の停車駅は盛岡のみ。
こまちと連結しています。盛岡で切り離してお別れですね。
肩・首・目の凝りが半端なかったので、車内ではアイマスクをつけていました。
それを外した瞬間に車窓から雪景色が。岩手はやっぱり一段と寒いんですね。
1時間半で八戸に到着しました。新幹線は偉大です。
八戸を訪れるのは2年半ぶりです。前回の訪問は夕方に到着して1泊しましたね。
(余談ですが、以下記事の3日目以降、全然執筆できていないですね・・・汗)
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八戸三社大祭とは7/31〜8/4に行われる、享保の時代から続く神道のお祭り。
祭りで使う山車が期間限定で駅通路に展示されていました。貫禄があります。
また、お土産が買える駅前の「ユートリー」でもド派手な山車が展示されていました。
ランチは駅構内のレストランで「うみねこ丼」をいただきました。
前回の訪問で頂いた「ばくだん丼」はシーズンオフだったようです。
(八戸線)八戸〜久慈 うみねこが棲む島を通って
さて、いよいよ三陸海岸沿いを一気に下っていきます。
JR八戸線は東北本線の3セク化で、他の在来線と接続しない路線となりました。
青春18きっぷでの乗りつぶしは、難易度が高い路線と言えるでしょう。
八戸〜鮫の区間は「うみねこレール八戸市内線」の愛称がついています。
沿線に所在する「蕪島(かぶしま)」を中心に、三陸海岸はウミネコの繁殖地として有名です。
全線非電化で、キハ40系からキハE130系(下画像)に置き換わったのは3年前とつい最近です。
急に暴風雪が・・・一瞬で止みましたが、すごい風でした。
大半が海沿いを走るので、車窓からの景色も見応えがあります。
鮫周辺から臨む太平洋。
種差海岸周辺から臨む太平洋。
久慈までの所要時間は1時間45分ほど。県を跨いでいますしね。
(三陸鉄道リアス線)久慈〜宮古 「あまちゃん」旋風 幾多の自然災害を乗り越えて
久慈駅でJRとは一旦お別れ。三陸鉄道リアス線に乗り換えます。
三陸鉄道のここ10年の歩みを振り返ると、大きな出来事の連続でした。
元々は北リアス線(久慈〜宮古)と南リアス線(釜石〜盛)の2路線を運行する第3セクターでしたが、2011年の東日本大震災で全線不通に。
全線復旧を成し遂げたのは3年後のことでした。
その5年後にはJR山田線の一部区間(宮古〜釜石)が復旧したと同時に移管され、第3セクターでは最長距離の路線となりました。
しかし、半年後の台風でまたもや一部区間が不通に。復活したのはおよそ1年前のことです。
自然に翻弄され続けている三陸鉄道ですが、朝ドラ「あまちゃん」のロケ地となって一躍全国区に。
復興のシンボルとして、また地域の足として今日も走り続けています。
三陸鉄道・久慈駅の駅舎は、あまちゃんでは「北三陸駅」という名で登場しました。
三陸鉄道の車両はすべて36形。「さんりくがた」と読むそうです。
やはり沿線からは、自然災害の爪痕が見て取れますね・・・
穏やかな海は綺麗です。
南欧風の駅舎で有名だった島越駅も、津波で全壊した過去を持ちます。
新田老駅は2020年5月に誕生した新駅。名前から猛虎魂を感じます。
久慈から宮古までも1時間半以上かかります。何度でも言いますが岩手県は広すぎます。
②に続きます。
【鉄道乗車記】おトクな「みんなの九州きっぷ」で無計画九州旅④ 2020.10
こんにちはこんばんは。アイスです。
九州旅行3日目。今回で最終回となります。
↓前回の投稿はこちら↓
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今回の記事は鉄道要素がほぼ0となりますが、ご了承ください…(笑)
九州旅行最終日は、ボートレース芦屋に行って大負けしてきました!(汗)
福岡県は公営ギャンブルが非常に盛んな地域です。
全ての公営競技の本場が所在する都道府県は埼玉と福岡だけです。
芦屋は北九州市の隣町ですので、博多から鹿児島本線で向かいましょう。
この日は月曜日。朝は通勤・通学客で混んでいたので、写真を撮る余裕もなかったです・・・
当駅からは乗合の無料タクシーが運行しています。
約10分で到着です。
平日のモーニングレースなので発売開始時はさすがに人が少なく、徐々に増えてきました。
スタンドと水面との距離が近いレース場はいいですね。
漫画「モンキーターン」の主人公のモデル・濱野谷憲吾も参戦していました。
結果は完敗・・・1万5千円ぐらい持ってかれました。
飛行機の時間も迫っているので、最後まで残ることはできません。
マスコットキャラ「アシ夢」のぬいぐるみを買って、無料バスで退散。
このあとは博多に戻って、飛行機で仙台に帰りました。
体調が悪い時期だったこともあって結構疲れましたが、久しぶりに九州を感じることができてよかったです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【鉄道乗車記】おトクな「みんなの九州きっぷ」で無計画九州旅③ 2020.10
こんにちはこんばんは。アイスです。
今回は九州旅行2日目(後半)となります。
↓前回の投稿はこちら↓
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天草から博多に戻ってきた頃は、もうすっかり夕刻でした。
引き続き博多に泊まりますが、こんな時間から新幹線ホームへと向かう私・・・
いったいどこへ向かうのでしょう?
そうです。新幹線に乗れる在来線・博多南線に乗りにきました。
元々は山陽新幹線の回送線だった博多南線ですので、ホームも新幹線と同じ。
沿線の発展に伴って、1990年に旅客営業を開始しました。
九州では唯一のJR西日本管轄の在来線で、全て新幹線車両が使用されており「日本一豪華で快適な在来線」と言っても過言ではないですね!!
主に500系・700系が使用されています。今回乗車するのはレールスター仕様の700系。
少し脱線しますが、在来線ホームに昨今流行りの「鬼滅の刃」ラッピング車両(885系・特急かもめ)が停車中でした。
通勤・通学の輸送がメインなので、日曜日の夕方はさすがに空いていました。
思いっきりリクライニングして寛ぐも束の間。10分もかからずに博多南駅に到着です。
”博多”と名がついていますが、駅の所在地は春日市と那珂川市のちょうど境目あたりに位置しています。
駅前には駅ビルがありますが、駅周辺はそこまで賑やかな感じでもありません。
駅は車両基地の一角にあるので、基地で休憩中の新幹線車両を見ることができます。
レールがズラッと並んでいる光景、たまりませんね。
そういえば、運賃の話をしていませんでしたね。
「いくら在来線でも新幹線車両に乗るからには、追加料金がかかるんじゃないの?」と思った貴方、正解です。
普通運賃(博多〜博多南:200円)に加えて、特定特急料金(100円)が必要です。
そのため「青春18きっぷ」では乗車不可。
※「みんなの九州きっぷ」は、JR西日本の路線なのでもちろん使えません。
博多駅に戻って来た頃には、日が暮れかかっていました。
どうも一人でモツ鍋を食べる気にはならなかったので、晩ごはんは評判の良いうどん屋さんでいただきました。
次は3日目、最終回となります。
④に続きます。
【鉄道乗車記】おトクな「みんなの九州きっぷ」で無計画九州旅② 2020.10
こんにちはこんばんは!!アイスです。
今回の投稿は九州旅行2日目(前半)ということで、前回の続きとなります。
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豊肥本線の乗車を断念した初日から一夜明け、向かう先は・・・天草!!
(九州新幹線)博多〜熊本 800系「つばめ」でいざ火の国へ
朝8時前の博多駅。日曜だからか、人の気配はあまりないです。
駅近のホテルってやっぱり便利ですよね。出発が朝早いときは特に・・・
「みんなの九州きっぷ」の恩恵を最大限活かすべく、九州新幹線に初乗車!
今回乗車した800系「つばめ」は終点が熊本ですので、寝過ごす心配はございません(笑)
乗客が少なかったこともあって、「誰もいない車内」を撮影することができました〜
東海道新幹線だと難易度が高いので、地味に嬉しかったです(笑)
800系は号車ごとにシートデザインが異なります。6号車は赤基調の西陣織。
JR九州の車両は凝った仕掛けが多く、センスの良さと企業努力が伺えます。
1時間ほどで熊本駅に到着です。
「首まで埋まったくまモン」がお出迎え。
熊本駅前は現在大規模な開発工事の真っ只中。
駅ビルの開業は、(訪問時から)半年後の2021年4月に予定されています。
駅ビルだけでなく、駅周辺にはタワーマンションやオフィスビル(以下画像)なども新築されますので、とても賑やかになりそうですね〜!!
(三角線)熊本〜三角 天草への玄関口に向かう
熊本駅では在来線に乗り換え。
三角線は、宇土で鹿児島本線から分岐して天草諸島への玄関口まで向かうローカル線です。
行きは鈍行、お馴染みのキハ47形ですね。
車窓から見えるのは有明海です。(網田駅付近)
三角駅に到着です。教会風の駅舎は、後述の観光列車「A列車で行こう」の誕生に伴いリニューアルされたようです。
江戸時代には所謂「隠れキリシタン」が多く住み、島原・天草の乱の舞台となったこの地ですが、現在はクリスチャンが特別多いというわけではないようです。
駅舎を出てすぐ目の前には三角港。天草諸島を行き来する船が就航しています。
乗り換え時間は20分ほどなので、ピラミッド型の展望台は途中までしか登れず(笑)
(三角線)三角〜熊本 A列車で行こう!!
さて、本日のメインディッシュのお時間がやってまいりましたっ!
観光列車「特急 A列車で行こう」に乗車します。
最初に名前を聞いたときは、某シミュレーションゲームとのコラボかな?と思いましたが・・・そうではありません(笑)
基本的に休日のみ運行されている臨時列車、以下に主な特徴をまとめました。
車両はキハ185系を改造した2両編成となっています。
車内の様子も少し。
2号車は客席だけですが、4人用の座席も複数設けられています。
こちらは1号車。カウンターバーではアルコール類だけでなく、オリジナルグッズも販売されています。
ステンドグラスに代表されるように、ヨーロピア〜ンな雰囲気が漂います!
車内サービスも充実しており、天草文化に関するアナウンスやジャズのBGM、プレートを持った記念写真の撮影など至れり尽くせり。JR九州、さすがです!!
熊本駅に到着する頃には飴ちゃんもいただきました(笑)
あっという間に現実へ。無事熊本駅に到着しました。
あ、これはたまたま停車中だった臨時寝台列車「ななつ星in九州」です。
めっちゃ人気らしいですね・・・いつかは乗ってみたいです。
このあとは一旦博多駅に戻ります。
帰りは在来線・鹿児島本線で乗りつぶしを進めて、昨日乗車済みの鳥栖〜博多間は、特急「かもめ」でショートカットしました。
次回は新幹線に格安で乗る方法を実践します!!
③に続きます。
【鉄道乗車記】おトクな「みんなの九州きっぷ」で無計画九州旅① 2020.10
こんにちはこんばんは。アイスです。
さてさて、久しぶりに鉄道乗車記を投稿していきたいと思います!!
一度ぐらいGo Toトラベルを使ってみたいなと思いまして、昨年の10月に2泊3日で九州へ行ってきました。
中学校の修学旅行以来、約10年ぶりの九州上陸です。
- 旅の概要
- (ANA)仙台空港〜福岡空港 1,000kmオーバーの移動は空の旅で
- (鹿児島本線・長崎本線)博多〜佐賀 予定が崩れて焦りながらの特急「みどり」
- (唐津線)佐賀〜西唐津 ローカル線を乗りつぶす
- (筑肥線・福岡市地下鉄空港線)唐津〜博多 太陽に照らされる玄界灘
旅の概要
今回は楽天トラベルで往復航空券+ホテルの「ANA楽パック」を予約しました。
ツアーだと地域共通クーポンが1万円分ついてくるので、別々で予約するより断然お得でした!(もう過去の話となりましたが・・・)
現地では、JR九州が期間限定で発売中のおトクなフリーきっぷ「みんなの九州きっぷ」を使いました。
新型コロナによる観光利用者の激減を受けて、昨年7月に発売された本切符。
主な特徴は以下の通りです。
※当時はそれぞれ2,000円/1,000円安かったです
・有料特急だけでなく、新幹線も乗車可能
・普通車指定席を6回まで利用可能
今回は「北部九州版」を利用しました!
コスパが超抜すぎて、コロナが収束しても引き続き発売してほしい・・(笑)
(ANA)仙台空港〜福岡空港 1,000kmオーバーの移動は空の旅で
仙台から福岡…日本列島を縦断する移動距離、飛行機での移動は避けられません。
帰省時(伊丹行)とは異なり、搭乗口は最奥。飛行機も小ぶりです。
乗ってしまえばあっという間。2時間ほどで福岡空港に到着しました。
初めての福岡空港。地図で見たとおりですが、空港なのに立地が都会すぎます!!
(鹿児島本線・長崎本線)博多〜佐賀 予定が崩れて焦りながらの特急「みどり」
「みんなの九州きっぷ」はオンライン予約できますが、切符の受取はJR西日本orJR九州の主要駅の券売機でのみ可能です。
新幹線・有料特急の指定席の予約も切符受取後となるため、まず博多駅でやることがいっぱい。
地下鉄で一瞬。福岡空港のアクセスの良さを改めて感じる5分間でした。
今回の旅行の目玉候補は、豊肥本線の特急「あそぼーい!」。
同年8月に全線復旧を果たしたこともあって、人気の列車ということは知っていましたが、前日なら予約できるだろうと楽観的に考えていました・・・が、しかし
満席でした(涙)
券売機の前で狼狽える私。まぁ〜フリーきっぷを使う以上、仕方ないですね。
明日の予定が白紙になったので、本日の移動中に考えることにしました。
特急「みどり」の主力車両である783系。まずはこれに乗りましょう。
日が暮れるのも少しずつ早くなる季節。車窓を楽しむ時間にも余裕がありません。
終点の佐世保まで行って引き返すだけの時間はないので、佐賀駅で下車します。
肥前山口行の817系もホームに停まっていました。
JR九州は観光列車含めて車両の種類がとても豊富で、ホームでも楽しめます!!
(唐津線)佐賀〜西唐津 ローカル線を乗りつぶす
佐賀駅で唐津線に乗り換え。佐賀市と唐津市を1時間弱で結んでいます。
ほぼ全線非電化の唐津線では、全国各地でおなじみのキハ47形。
ローカル線のご多分に漏れず、乗客は学生とお年寄りが大半でした。
多久市を経由します。人口は2万人を切っているようですね。
唐津駅で数分停車したあと、1駅分走って終点・西唐津駅に到着しました。
博多行の筑肥線は当駅始発が多いですが、この時間帯は唐津駅始発なので1駅だけ折り返します。
おっ、キハ125系が停まっていますね。こちらも乗ってみたい。
(筑肥線・福岡市地下鉄空港線)唐津〜博多 太陽に照らされる玄界灘
佐賀第二の都市・唐津市は福岡県への通勤客も多く、人口は10万人を超えています。
筑肥線は姪浜が終点ですが、福岡市地下鉄空港線と相互乗り入れをしていますので天神や博多駅、福岡空港まで乗換なしで行くことができます。
今回乗車するのはJR九州の305系。2015年に登場した新しい車両で、デザインも凝っていますね。内装にも面白い仕掛けがありますがそれは後ほど・・・
しばらく左手に玄界灘を臨みながら・・・太陽が眩しいです。
ここで305系の内装も少し紹介。
某クズ芸人とは異なり、愛らしい姿ですね!!
そして車内の床をよく見ると・・・QRコードで埋め尽くされているではありませんか\(◎o◎)/ 凝ったデザインですね〜
JR九州の公式HPでも出てくるのかな?と思いましたが、どうやら読み取りはできないようです。
福岡県に入ってからは乗客も増えてきます。市街地に人が集まるのはどこの地域も同じですね。
そうこうしているうちに1時間半ほどで博多駅に到着しました。
今回はツアーなので、博多の同じホテルに連泊です。
地域共通クーポンはヨドバシカメラで使おうかと・・・笑
晩ごはんは、博多めん街道の一角にある、「shinshin」さんで本場のとんこつラーメンをいただいて、本日の行程は終了となりました。
あそぼーい!に乗れなくなったアイス。さあ明日はどこへ行くのか・・・
②に続きます。
あけましておめでとうございます
ご無沙汰しております。アイスです。
いや〜、半年ほどブログ更新をサボっていたら年が明けていました。
遅くなりましたが・・・あけましておめでとうございます。
緊急事態宣言の再発令もあって、めでたいと言うのは無理がありますが(汗)
さてブログをサボっていた理由ですが、コロナ禍+しばらく体調が思わしくなく(胃腸と自律神経がいかれた)ほとんど旅行に行けずじまいで書くネタがないのです。
以前は数年前の旅行記をアップしようと意気込んでいましたが、写真と記憶の発掘に手間取ってモチベーションが上がらず。
やっぱり思い出が新鮮なうちに記すのがベストだなあ、と自分への言い訳を繰り返しています(笑)
そういえば昨年11月に九州に行ったので、近々記事を作成してリハビリ第一弾としたい!!
今年も昨年同様「移動」し難い状況が続きそうです。
感染対策を万全にして、たま〜に1人旅するぐらいだったらお天道様も許してくれますかね。
まずは東北の鉄道を制覇することを目標に、ローペースで活動していきたいと思います。
【鉄道乗車記】近江鉄道・信楽高原鐵道〜格安フリーきっぷで乗りつぶし〜 2020.9
季節はすっかり秋ですね。アイスです。
先週のシルバーウィークは関西に帰省し、おトクなきっぷで滋賀に日帰り鉄道旅行へ。
わずか1,050円で近江鉄道と信楽高原鐵道の全線が1日乗り放題となる「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を使いました。
ちなみに・・・近江鉄道だけであれば更に安いフリーきっぷが発売中です。
金・土休日限定・数量限定ですが、たったの500円・・・!(通常価格900円)
スタート地点は貴生川駅。
忍者の里として名高い甲賀市の読み方は「こうか」。私はこれまで「こうが」と読んでいました・・・無知を恥じております。
駅構内にも忍者のかわいらしいイラストが描かれています。
貴生川駅はJR草津線・近江鉄道本線・信楽高原鐵道信楽線の3路線が乗り入れる接続駅です。京都・大阪へは通勤圏内で利用者もそれなりの数ですが、市街地から少し離れていることもあって駅前はこじんまりとしています。
さて、まずは信楽高原鐵道に乗車します。
もとは国鉄路線で、1987年に第三セクターへ転換。信楽焼で有名な信楽への観光路線の役目を担い続けています。
今回乗車したのは、3年前に導入されたSKR500形です。内装も京風でお洒落でした。
途中、紫香楽宮跡(しがらきぐうし)駅のホームには、信楽焼のたぬきがお出迎え。
約25分で終点・信楽駅に到着します。
信楽に来たのは高校の社会見学以来でしょうか。
今回はタイムスケジュールの関係ですぐに折り返す必要があったので、観光は叶わず。
駅前の巨大タヌキも、我々観光客と同様マスクを着用して感染症対策に取り組んでいます。コロナウイルスは動物にも感染するようですから・・・
向かい側のホームは現在使われていません。
その代わりといってはなんですが・・・大小様々なタヌキが並び立っていて、ここまでの数だと相当な迫力があります。
同じく向かいのレールには、ラッピングされたSKR310形が停車中。
現在使用されている車両の中では最年長です。
往復約1時間、貴生川駅に戻ってきました。改札を出て近江鉄道のホームに移動します。
近江鉄道(通称「ガチャコン電車」)は滋賀・湖東地区をカバーしている私鉄で、100年以上の長い歴史があります。
路線は米原から貴生川を結ぶ本線・多賀大社への参詣路線である多賀線・近江八幡へ繋がる主力路線の八日市線の3つとなります。
赤字路線で一時期廃止が危惧されていましたが、今年に入ってめでたく全線存続が決定しました。
近江鉄道は西武グループに属しており、車両も西武から譲受された改造車が大半です。
西武401系を改造した800系が現在の主力車両です。
西武新101系を改造した100形は、2010年代に登場した次世代の主力車両です。
まずは本線にて米原方面へ向かいます。
構内踏切がある駅は、レールが地平線へと伸びるさまを撮影できるので好きです。
貴生川方面の下りホームには、こちらも西武新101系を改造した900形が到着しました。
二代目「あかね号」は、近江鉄道の代表的な車両として知られています。
さて、多賀線はわずか3駅の短い路線となります。
あっという間に多賀大社前駅に到着しました。
駅前に大鳥居がありますが、神社は徒歩で10分ほど歩いたところにあります。
天照大神を始めとした多くの神々の父母である伊耶那岐命・伊耶那美命を祀っており、長寿や縁結びなど「生命」に関するご利益があります。
人が多すぎず少なすぎず、丁度いい混み具合。
境内ではたった今結婚式を挙げた夫婦と親族一同が記念撮影をしていました。
秀吉公ゆかりの太閤橋。かなり急ですが通行可能です。
上るのは容易いですが、下りは少し怖かったです。
拝殿。長寿にはあまり興味がありませんが健康を祈念しました。
お多賀杓子・・・多賀大社のお守りで、奈良時代からの信仰だそうです。
おたがしゃくし⇒おたまじゃくしの語源説もあります。
神輿庫。
境内には蕎麦屋がありますので、ここで昼食としました。
私は東北在住で蕎麦は食べ飽きているので、関西では必ずうどんを食べます。
さて、折り返し電車の時間も近づいてきたので駅に戻ります。
観光は終了し、残りは近江鉄道を完乗するのみ。
近江鉄道三大カタカナ駅・フジテック前駅周辺に聳え立つのは、高さ170mのエレベーター研究塔です。
山形県上山市のスカイタワー41に匹敵する存在感がありますね。
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米原駅へ到着。
新幹線乗換駅にしてはこじんまりとした近江鉄道の駅舎です。
折り返しの近江八幡行きに乗って、全線完乗となりました!!
八日市線区間は利用者が多く、地域住民の足として機能していることを実感しました。
今回は1記事でまとめて紹介したので、写真が多くなってしまいました(汗)
私鉄の乗りつぶしもどんどん進めていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。